映画レビュー スパイダーマン:スパイダーバース

映画

つい最近見た映画で、とても良かった作品がありました。
是非もっと多くの方にということで投稿です。
「スパイダーマン:スパイダーバース」です。

スパイダーマン、初のアニメーション映画

MARVEL作品の人気キャラクター、スパイダーマン。
スパイダーマンシリーズとして映画作品は今まで5本ほど作られていますが、
アニメーション映画としては初となっています。
他のシリーズとは密接に関係があるわけではないので、
初見でも十分楽しめます。

変なクモに噛まれて特殊な能力を獲得する流れは、シリーズ恒例。
本筋は今までよりSF要素が強く、他の次元(別世界)から色んなスパイダーマンがやってきて、
協力して悪者をやっつけるという王道ストーリーです。
全体通してアメリカ好みのスタイルを行く感じがして、
見ていて退屈しない作りになっていました。

新しい映像表現

作中で特に注目して欲しいのは映像美です。
Disney、PIXARで見かけられるCGアニメーションとは違って、
本作は手書き風のCGアニメーションが用いられています。

CGで作成後、手書きで仕上げをするといった手法により、
アメコミの派手な線画、ドット網掛けなどのコミック表現が緻密に表現されています。
そこにハリウッドの映画のカメラワークを取り入れることで、
既存のアニメーションにはない、革新的な表現が作り出されています。

MARVEL作品のほとんどが実写映画ですが、
この作品をキッカケに他のシリーズもアニメ映画として作成されれば、
非常に楽しみと、期待せずにはいられないと感じました。

上映が始まってから1ヶ月近いので少し上映館が減っているかもしれないですが…
興味を持った方は是非、見て下さい。
一見の価値はとてもあります!

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